2021/11/17 15:24

GREEN BOOSTERの基準


サステナブルかどうかの判断基準の基礎は下記の6項目です。

・オーガニック
・素材の循環 (リサイクル&アップサイクル)
・NO海洋プラスチック
・適切な動物の飼育 (ノンミュールジング)
・汚染の削減
・エネルギーの節約
・すべての生産工程で関わる人が幸せで有ること

環境負荷の測定方法や新しい技術の開発など、
サステナブルファッションの変化は加速しています。
次々とデーターが更新され、サステナブルってなんだろう?と勉強の日々です。
その都度、基準の追加・変更、仕入れ・販売など運営システムの見直しを行います。

GREEN BOOSTERのサステナブル基準についての
ご意見、アドバイスはお気軽にお問い合わせまでご連絡ください。
「もっとこうしたら良いんじゃないの?」や、
「こんな取り組みがあると良い」などのご意見もお待ちしています。
その際は参考データも教えていただけると嬉しいです。

ご質問にもお返事しますので、お気軽にお問い合わせまでご連絡ください。
info@greenbooster-store.comへのメールでも受け付けております。


コットンについて

当店の商品で使われているコットンは
オーガニックコットン、トランジショナルコットン、リサイクルコットン、アップサイクルです。

従来農法のコットンは大量の水と農薬が使用されることが深刻な環境問題になっています。
ですが、農家さんにとってオーガニックコットンに切り替えるのは大変なことです。

3年間オーガニック農法を続けないと、オーガニックコットンと認められません。
その間の3年間に収穫されたコットンは、オーガニックコットンの値段より安くなってしまうため、
農家さんの収入が下がってしまう問題があります。
当店ではオーガニックコットンに移行中の農家さんを支援するために
トランジショナルコットン(プレオーガニックコットンとも言われます)を使用した商品も販売します。

当店であつかうバージンコットンはすべてオーガニックコットンかトランジショナルコットンです。

すべてのコットンがオーガニックコットンになったとしても、
環境負荷がゼロになるわけではありません。
何かを作ることは多かれ少なかれ環境負荷が発生します。
今までは廃棄されていた部分を利用したり、いちど衣服になったものをリサイクルする方法のほうが、
環境負荷が小さいといわれていて、技術革新もめざましいです。
リサイクルやアップサイクルされた商品には従来農法で作られたコットンも含まれる場合があります。

どのようなコットンなのかの詳細については商品説明に必ず記載いたします。


合成繊維について

石油由来の合成繊維はポリエステルやナイロンがあります。
石油からポリエステルを作るときに排出されるCO2はコットン商品より少ないですが、
脱炭素の観点から見るとあまり好ましくありません。
バージンポリエステルより、プラスチックゴミ・ポリエステル製品から新しいポリエステルを作る方が、
環境負荷が小さいです。

当店ではバージンポリエステルは扱わず、リサイクル素材、アップサイクル素材のみ販売します。

また海洋マイクロプラスチックが問題になっていますので、下記のアイテムのみ販売します。 
・アウターなどマメな洗濯が必要ない商品
・アウトドアなどの防水、撥水機能が求められる商品
・バック・靴などケア方法が洗濯以外の商品


現在準備中のプロジェクト
・使用済み衣服の回収サービス
・リペアとお直しサービス
・数値化した環境負荷をそれぞれの商品に表示する